前回の記事で、白洲正子の本を引用しましたが、その中にススキと思い草を生けた写真がありました。「これは」とインスピレーションを受け、(早い話、パクってしまおう、と。)ススキを採ってきました。南蛮ギセルのほうは、発見ならず。ススキの寄生植物のはずですが、発見ならず。寄生植物というと、なんだか不穏な響きですが、不思議な浮世離れした感じがあり、私は好んでいます。ザンネン。しかしながら、ススキだけでも風流の心もちがしないでもない。大したものです。ススキ。
さて、話は変わって、そろそろキノコの時季です。昨年、一昨年のブログを読み返しますと、9月の今頃にはヌキウチ(エゾハリタケ)が採れていましたが、今年はまだ採れていません。春の山菜もそうでしたが、今年はぜんたいに、山のたよりが遅めのようです。今年のキノコ第一号は「マスダケ」。ばあちゃんが採ってきてくれました。そろそろ気合を入れてキノコモードに入るかな・・・。
マスダケ(マスタケ) 三平では湯がいてから、だし・しょうゆなどで煮付けにします。