寒九朗
 この間18日の日曜日好天に恵まれ、今シーズン初の本格的に屋根の雪下ろしをしました。11月に作りましたシューターを使い作業がはかどり、夕方早くに雪下ろしを終わることが出来ました。その夜から雨が降り一晩中降り積雪もガックリ下がりました。今頃に降る雨を寒の雨とでも云うのでしょうか、寒に入り九日めで降る雨を「寒九の雨」といい豊作の兆しだそうです。その後の雨返し(雨から雪に変わり大荒れになること)もそれほどひどくなく、やはり今年は暖冬小雪でしょうか、あまり雪が少ないのも春先の山菜採りに影響しがちで・・・捕らぬたぬきの皮・・・なんとかでしょうが。やはり雪が少ないと沢筋を歩くのに難儀をします、滝なども雪が多いと埋まって楽々登ることが出来るんです。それに雪の消え際から順次ゼンマイ折りなど山菜採りが出来ますから。小安温泉峡周辺では山菜採りの用語を独特の呼び名を使うことがあります。たとえば先ほどのゼンマイは「折る」竹の子は「抜く」キノコの石付きの部分は「きづげ」たぶん木付きが訛ったものだと思います。
三平のおやじのオベダフリ今日はこの辺でシャンシャン
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初秋に拾った胡桃こんどの休みは胡桃割り親父だ
写真の箕は宮城大和町宮床の鈴木里子さんの手による作です。
by yadoya-sanpei | 2009-01-22 20:51 | Comments(0)
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