冬まつり真っ最中
 2月も中旬秋田の冬まつりあちらこちらで目白押しです。先週ここ小安温泉峡でも「しがっこ」まつりがおこなわれました。今週は湯沢で「犬っこ」まつりがおこなわねます、横手の「かまくら」が15日から16日の開催です。雪が少ない暖冬ですけれどやはり冬ですので皆さん祭り見物は、寒さ対策を万全にして風邪などひかないようにしておいで下さい。
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しがっこまつりの花火
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犬っこしん粉細工 佐藤雅三さん作

しがっことはここ小安温泉峡では水が凍るとシガ(地面に張る氷もつららも)とよんでいます、それに秋田弁特有「っこ」を付けたものでしょう。しがっこまつりは小安温泉峡一等一番の名勝大噴湯の上部にできる巨大なシガ「つらら」見物で、夜はライトアップもしています。前はカラーのライトアップでしたが今年はモノクロの世界になりました。
つららのことを秋田では「たろんぺ」言う地域のあるそうです。人のうわさでは京都の方でも呼ぶみたいな事を耳にしました。
# by yadoya-sanpei | 2009-02-11 09:54 | Comments(1)
東風解凍
 年が明けたと思ったらもう一月も過ぎ。節分、立春と暦の上で春を迎え皆さんいかがお過ごしですか。天候はまだまだ真冬の状況です、例年ほどの厳しさは無いですけれど、やはり今年は雪が少ないです。「雪は豊年の貢ぎ」の諺どうりにならなければ良いのですが、こればかりはお天道様しだいですので人の力の及ばないところです。昨今世の中で良い意味の鬼が少ないように思います、たとえば何々の鬼、鬼のなんとか、と言うようにあまり聞きませんよね、これもご時世でしょうか。秋田県男鹿周辺に悪い事をした人を懲らしめる「なまはげ」という鬼がいます。
いつの頃だったか三平にも来たことがあります、しがっこ祭りに担ぎ出されたのかな・・・
なまはげもさまざまな、なまはげが居りまして一昨年前だったかとんでもないなまはげが居ました、みそぎが足りないのか、お神酒が多かったのか、こともあろうにまたとんでもない所にご乱入してしまい世間を騒がせたようです。ナマハゲノキモチワカラナイデモナイカ・・・
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小安大橋より小安岳遠望 標高1.292m
# by yadoya-sanpei | 2009-02-04 21:11 | Comments(0)
冬の女滝沢トレッキング
昨日女滝沢トレッキングコースに行ってきました。朝からモッサモッサの雪が降りあまり良いコンデションではなかったが大変に楽しいトレッキングでした。夏に歩いてるコースの逆コースを回りました。
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菊地さんと下野さんのメンバーで楽しんできました。
# by yadoya-sanpei | 2009-02-01 10:40 | Comments(0)
カタ雪
 昨日、今日と天気は良かったがかなりの冷え込みでした。明け方ですと-10~-13℃位まで冷え込んだみたいです。さすがに寒の内ですね、昨日の夕方の放射冷却現象で今朝川筋の木々が真っ白く霧氷に覆われて幻想的な世界を作り上げていました。気候も三月上旬を思わせる天気です。一月中にカタ雪(昼天気が良く夜冷え込むことで雪の表面がガチガッチになる現象)になったんです。小さい頃カタ雪になると行動範囲が広がりワクワクした思いがあります。少しホラ話で自転車を引きずり出して乗った記憶(中学の頃)もあります。今中学生がやっていたら即バッカじゃないのと思うのと、後で俺にも貸してと思うのとたぶん後者の方でしょう。
小安峡温泉地内は地熱と湯気のせいか、他の所より少し気温が高く感じることがあります。と言うのも晩秋~初冬にかけて露天駐車してある車に露が降りたとき、温泉地内から外れた所に駐車してある車は白く霜が降りているときがたびたび見受けられます。とりとめのない話になりました。
# by yadoya-sanpei | 2009-01-29 22:58 | Comments(3)
寒九朗
 この間18日の日曜日好天に恵まれ、今シーズン初の本格的に屋根の雪下ろしをしました。11月に作りましたシューターを使い作業がはかどり、夕方早くに雪下ろしを終わることが出来ました。その夜から雨が降り一晩中降り積雪もガックリ下がりました。今頃に降る雨を寒の雨とでも云うのでしょうか、寒に入り九日めで降る雨を「寒九の雨」といい豊作の兆しだそうです。その後の雨返し(雨から雪に変わり大荒れになること)もそれほどひどくなく、やはり今年は暖冬小雪でしょうか、あまり雪が少ないのも春先の山菜採りに影響しがちで・・・捕らぬたぬきの皮・・・なんとかでしょうが。やはり雪が少ないと沢筋を歩くのに難儀をします、滝なども雪が多いと埋まって楽々登ることが出来るんです。それに雪の消え際から順次ゼンマイ折りなど山菜採りが出来ますから。小安温泉峡周辺では山菜採りの用語を独特の呼び名を使うことがあります。たとえば先ほどのゼンマイは「折る」竹の子は「抜く」キノコの石付きの部分は「きづげ」たぶん木付きが訛ったものだと思います。
三平のおやじのオベダフリ今日はこの辺でシャンシャン
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初秋に拾った胡桃こんどの休みは胡桃割り親父だ
写真の箕は宮城大和町宮床の鈴木里子さんの手による作です。
# by yadoya-sanpei | 2009-01-22 20:51 | Comments(0)