正月松も取れ、七草粥も食べ、鋭気、英気どちらも養い、健康を願い新しい年にチャレンジ。と、言うもののここ小安峡温泉周辺では、あまり七草粥を食べる習慣は無いように思います。
僕は食べた記憶がありません。冬の間緑の葉っぱなどあまり無かった時代ですから、冬の葉っぱは、白菜がほとんどで、それも秋の内に畑に室を作り雪の上からも判るように、目印の長い杭を立ていて、1.5M位雪を堀り、取り出し外側に緑の葉っぱなどまったく無い、中芯の黄色くなった白菜、まあ名前が白菜ですので白菜としてはそれで良い訳で、葉っぱ系統は白菜ぐらいで、あとは大根、人参、ジャガイモ、等々根菜類を保存食にしていました。冬季間車が通るようになったのは、昭和40年頃からだと思います、それまでは約1里手前の地区まで徒歩のみ、小安峡温泉に春バスが来るのは4月下旬頃、除雪のブルドーザー(今は殆んど見ることの無いVプラウのついたブル)が来るとうれしくて、カタ雪を渡り地蔵坂付近までブルを迎えに行った記憶があります。
雄長子内岳(おちょうしないだけ)標高465m